願いを聞き入れられる話術ってないかな?
こんな想いにかられたことってあるよね。
それも、一度や二度ではないハズ。
いやいや、むしろ毎日か?
心の中では毎日つぶやいてるよね。
こうして欲しいのにな、
あぁして欲しかったのになって。
どう?
当たってるよね。
だってね
常に自分の思った通りに事が運べば
そりゃ、うれしいわ。
なんせ、
これが出来たら人を思うように動かせるわけだからね。
まぁ、そんな魔法はないけどね。
でもね、
魔法とまではいかないけど、
願いを聞き入れやすくする話術ってのはある。
それを説得技術って言うんだ。
セールスの仕事をしている人がよく使う
セールストークとは似ているけどちょっと違う。
セールストークは、
相手を言いくるめるトーク術って
ニュアンスがあるんだよね。
だから
使える人と、使いづらく感じる人が出てきちゃうんだ。
「そこまでは言えないよ~ (>_<)」
って気持ちが臆しちゃう人がいるってことね。
この気持ちを押し殺して、無理して使い続けると
ストレスを抱え込み、うつ病になったりするんだ。
ストレスを抱えた。って思ったら使い続けちゃいけないよ。
そんな時は説得技術に言葉を変えるんだ。
たとえば、
セールストークにはイエスバット話法なるものがある。
相手の否定意見に対して、一旦は「わかります(yes)」って
受け入れてから、「しかしですね(but)」って言葉を続けて
反論するって話法があるんだ。
相手「う~ん、ちょっと高くない?」
あなた「確かに高く感じるかもしれませんね」
あなた「しかし、従来のモノと比較をしますと」
いきなり否定するのではなく、
相手の想いを一旦受け入れることで
クッションが働き、こちらの意見を聞きいれやすくする。って
話法なんだけど、
これってね、クッションがあったとしても、
結局のところ相手を否定しちゃってるんだ。
人は否定されることを最も嫌う生き物なんだよ。
だから、人を説得する時に否定しちゃぁいけないんだ。
説得技術は否定したりしないんだ。
説得技術は話の流れから
相手にとって受け入れやすい気持ちを作り上げていくんだ。
相手「う~ん、ちょっと高くない?」
あなた「そう思われました?」
あなた「実は、通常別売りの付属品もお付けして、」
あなた「さらに、○○もおつけして、」
あなた「この価格を実現しているんです」
サプライズ演出って言ったらわかりやすい?
そう、「ジャパネットたかた」でよく見るよね。
まさに「ジャパネットたかた」は説得技術を
使っているんだよ。
ちなみに価格を調べると、
ジャパネットたかたの価格は、街の電気量販店より高いよね。
でも、
安く感じさせて、得した気分にさせる。
これが説得技術なんだ。
どう、
無理やり感がないからストレスはたまらないでしょ。
こちらの願いを受け入れて欲しかったら、
相手を決して否定しないこと。
これが説得技術の基本です。