ありがちな失敗スピーチ

人前でお話をする時って
誰しもが少なからず緊張しますよね。

うん、それでいいんです。

人前に出て、少しも緊張しない人なんて
信用するに値しませんから。

 

人間ですからね、
人前に出れば虚栄心は出るは、
上手くやろうと思うは、人目が気になるは。

これって当たり前でしょ。

一生懸命にやろうと思う心の裏側には、
こんな思いがあって、それが複雑に絡み合って
緊張してしまうものですよ。

 

だから、
緊張すること事態は由としましょ。

 

 

いけないのは、
人前に立った時にありがちな言い訳を述べることね。

 

例えば、

人前で話すのは慣れないもので緊張しています。

 

とか、

 

昨日、深酒をしまして、ちょっと体調がよくありません。

 

とか。

 

 

いい訳から入るスピーチね。

 

これ、ホントやめた方がいいですよ。

 

 

時折ね、
緊張するくらいなら、
潔く認めて口に出すことで緊張が和らぎますよ。

 

なんて、
バカなこと書かれている市販本や、
バカなこと教えてるスピーチ教室とかあるけど、
こんな本、買っちゃだめですよ。
こんな教室通っちゃだめですよ。

 

スピーチは聞く人がいてこそスピーチなのね。

 

いい訳から入る人のスピーチって
自分目線のスピーチなんだよね。

自分のことばっかり。
どんだけ自分がかわいいの?

 

聴き手からしてみたら、
緊張してようが、深酒していようが
一切関係ない事なんだよね。

正直、どーでもいいんだよ。

 

 

聴き手が耳を傾けるのは話の内容であって、
話し手の緊張の度合いなんて
ホントどうでもいい訳ですよ。

 

でね、このいい訳から入ってしまうと、
掴みが取れないのね。

心を奪うことが出来ないってことね。

 

掴みが取れないまま本題に入ると、
聞く耳を持ってもらうまでに時間がかかるの。

 

つまり、
話しの期待感を自分から下げているって
ことになるんだよね。

 

プロスピーカーだって
一度下がった期待感を再び盛り上げるのは大変なんだよね。

 

 

もし、今までいい訳から入っていたら、
決して言い訳をしない切り口でスピーチをしてみてね。

反応が全然違ってくるから。

 

がんばってこらえるんだヨ。

 

こらえた先は、
けっこうウケがいいから。

 

最初はドジッた話とかして、
自分をよく見てもらおうとする
見栄っ張り値をグッと下げちゃうんだよ。

 

笑わすでもいいし、
進んで笑われるでもいい。

 

これが決まったら、
その後のパフォーマンスが
メッチャ楽になるから。

 

鉄板ネタを持っとくといいよ。

ネットに転がってるからさ。

これもテクのひとつだよ。

 

 

 

 

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