セミナーで催眠商法が使われた!

大規模セミナーに参加してきましたよ。
1000人規模のセミナー。

でっかい会場を借りて、
お金のかかっているセミナーって感じがプンプン。

入場時にちょっとしたお土産も渡された。
ちょっとお得感を感じるよね。

そのクセ、セミナー参加費は3,000円

この手のセミナーに参加した場合は
気をつけなきゃいけないことがある。

主催者は営利目的のハズ。
ボランティアでセミナーを開いているんではない。
ってことを肝に銘じとかないと、
あとあと場合によっては、
ひどい目に合うことがあるんだ。

 

そこを意識してセミナー参加してきましたよ。

セミナービジネスとマーケティングが
メインのセミナーだったのね。

セミナーの内容的には、面白い内容でしたね。
勉強できたことがいっぱいあった。

手にした知識は追々、お伝えしていきますね。

なぜなら、
今日お伝えしたいことが他にあるから。

実は、セミナーの内容もさることながら、
驚いたのがメイン講師のセールス力だったんだよね。

 

圧巻でしたね。

 

このセミナーで、
400万円くらいは売っているんじゃないかと思われる。

 

どんな感じでセミナーを進めれば、
1回400万円も売り上げが作れるのか気になるところだよね。

今日はそんな仕掛けを暴露しようと思う。
アコギな販売手法だから、真似しちゃダメだよ。

 

さて、
どんな感じでセミナーが進行されていたのか
気になるところだよね。

 

セミナー冒頭は、しっかりとノウハウを提供していたんだ。
しかも本物のレア情報ね。

これは正直、かなり勉強になった。

 

秘匿性の高いレア情報を最初に持ってきたんだ。

さすがだね。

そして、
さらに観衆の興奮と期待を一気に上げる
仕掛けを施してきた。

 

実はこのセミナーで
催眠商法に近いやり方を導入していたんだ。

一歩間違えば、ヤバい手法ね。

 

具体的に再現すると・・・・・・

 

セミナー中に講師が聴き手に向かって、
無料で集客の秘密を知りたいかー!って問いかけて、
聴き手に挙手を促すのね。

 

そりゃ、YESとなるよね。
聴き手はもちろん手を上げる。

そこでレア情報を簡潔に分かりやすく提供するんだ。

 

 

ノウハウを披露してひと段落ついてから、
次にセミナー講師は、こう言うんだ

「今すぐ1万円が欲しいかー!」って

そりゃ、手を上げるよね。

 

で、
一番最初に手を上げたあなたにプレゼント。と言って
1万円をマジでプレゼントしていた。

そして、講師は畳みかけるようにこう発言する。

成功者は最初に行動できる人。
チャンスをものにできる人は行動が早いの!

 

もう一回訊くよ!一万円が欲しいか!

 

そりゃ、手を上げるよね。

一番目立ったあなたにハイ!1万円プレゼント!

 

 

こんなことを随所でやるんだよね。

 

これによってパブロフの犬の教育をされる訳。

 

つまり、催眠にかけるんだよね。

 

講師の言う事を素直に受け入れると
いいことがあるって、マインドコントロール
されていくんだ。

 

 

そして、

 

セミナー終盤に約束通りのバックエンド商品の紹介

月に12,800円の月額会費を取る講座を案内するわけ。

 

恐らく1,000人中300名~400名位は
申し込んだように見えたな。

 

申し込みやすいように、
抵抗感をはずす仕掛けも織り込んでいたんだ。

 

初月は無料で受講でき、初月で退会すれば
一切費用は掛からないから、申し込みしないと損するよ!

ってアプローチね。

人間は得するって感情よりも、
損するって感情の方がより強い行動動機を引き出される。

だから、あえて1カ月分はタダだからお得だよ。
って言い方はしてなかった。

今日、とりあえず申し込まないと損をするかも、って
強迫観念に似た感情を生み出す言い方。

よく知っているよね。

 

1か月で退会すれば無料で秘匿性の高い情報が手にできる。
ってことで、申し込みが殺到。

で、さらに集団行動を意識させられる仕掛けが
あったように感じるんだよね。

これは憶測だけど、
最初の数人の申込者はさくらだと思う。

我先にと、申込み受付に走り駆けつける数名の若者。

 

行動が早い人は成功できるって教育されたから、
走って申し込みをする人(さくら)を見れば、
遅れてなるものかって衝動に駆られるもん。

 

さらに、申し込み人数が増えれば増えるほど
集団心理が働くのも事実。

 

その数300人~400人。

もちろん、初月で退会する人もいるんでしょうけど、
意外と退会する人は思いのほか多くないハズ。

一度入会してしまうと、退会するのが億劫になるんだ。

会員制ビジネスの美味しいところも熟知している。
通信教育のベネッ〇はこれででかくなったんだもんね。

 

今回取った手段が凄いのは月額会費ってとこね。
400人が月々12,800円の支払いでしょ。
少なく見積もったって
400万円が毎月入ってくる仕組みだ。

年2,400万円てこと。

そして、商品はデジタルコンテンツなんだよね。

ひとりに販売するのも400人に販売するのも
教材を作る手間暇は同じなんだ。

正直、ぼろ儲け。

 

セミナーセールスを熟知していて
うまいこと運営していた。

 

 

で、ここで何を言いたいのかって言うと、

 

ホントに欲しいものなら購入すればいい。

でもね、催眠商法にかかって要らないものまでは
買わないでほしいんだよね。

 

だから、

会場の観衆全体に対して同じ動きを
何度もさせるような雰囲気を感じたら、
催眠商法のたぐいだって感づいて欲しい。
冷静さを保って欲しいと思う。

 

 

催眠商法のカラクリを知っているだけで、
冷静でいられるよね。

 

冷静に必要か不要かを判断してほしいと思う。

自分の身は自分で守るんだよ。

 

 

 

 

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