コミュニケーションの達人

【人ったらしのコミュニケーション術】

人が生きていくなかで、最も大切なことのひとつに
コミュニケーション能力があげられるよね。

就活や婚活などでも最も重視されるのは
コミュニケーション能力だ。

そりゃ、そうだ。
人はひとりで生きていけない。

人とのかかわりは必ず発生する。

ならば、、

人からの好感度がナチュラルに高い人に
なりたいと思うよね。

逆に、人から嫌われる人間は少なからず
コミュニケーションに障害を持つ。

いわゆるコミュ障ってやつね。

 

では、どうすれば
好感度の高いコミュニケーション能力者に
なれるのだろう?

 

この秘密に迫ってみよう。

 

さて、コミュニケーションとは何だろう?

実はコミュニケーションって言葉は
人のよって千差万別なんだよね。

 

あなたが普段コミュニケーションって言葉を使う時
あなたとまるっきり同じ意味合いで
考えている人は案外少ない。

コミュニケーションって言葉を辞書で引っ張ると

 

【Yahoo!辞書】
社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと。
言語・文字・身振りなどを媒介として行われる。

 

【広辞苑】
社会生活を営む人間の間に行われる知覚・感情・思考の伝達であり、
言語・文字、その他の視覚・聴覚に訴える各種のものを媒介とする。

 

【ウィキペディア】
コミュニケーション(英: communication、交流)とは、
社会生活を営む人間の間で行われる知覚・感情・思考の伝達。
(生物学)動物個体間での、身振りや音声・匂い等による情報の伝達。

 

何か面倒クサ・・・・

 

辞書的な解釈を一言で言えば「情報伝達」だよね。

ってことは、
コミュニケーション能力が高いって人は
情報伝達力が優れている。ってこと。

つまり、
理路整然と、分かりやすくお話ができる人
ってことになっちゃうよね。

 

うん?

 

なんか変だぞ?

 

コミュニケーション能力が高い人って
そんなことじゃないと思うぞ。

って思う人が大半を占めると思う。

 

いや、いや、
一方的な情報伝達ではなくて
意思の疎通がなければいけないだろう。

お互いがお互いの意思を理解する。
これがコミュニケーションだよ。

 

なんて思う人もいるハズ。

 

いやいや、ちょっと待ってくれ!

情報伝達して、意思を確認し合うことができれば
コミュニケーション能力が長けているって言うのか?

 

こんな感じでコミュニケーションの捉え方は
十人十色ってことだ。

 

 

コミュニケーションて
イメージするのはたやすいけど、
言語化するって難しいね。

 

でもね、

ここで真のコミュニケーションの意味ってものを
探っていこう。

 

あなたが、

一番コミュニケーションが取れている人は誰?

って言われたら、だれを思い浮かべるだろう?

父? 母? 幼馴染? 親友? 趣味友達?

兄? 弟? 息子? 娘?

同僚? 上司? 部下?

恋人? 奥様?

それとも愛人?

 

あなたにも必ずあなたのことをよく知っていて、

あなたも彼のことを知っていて、
気持ちが通じ合っている人がいると思う。

 

あなたはそんな人を一番コミュニケーションの
取れている人と思っていることでしょう。

 

ただ単に情報のやり取りが出来ていて、
意思の疎通が計れている人だけとは違うよね。

そこには、

信頼関係

がグッと深くかかわっている。

 

 

そうなんだよ。

コミュニケーション能力は
信頼関係が大きく、深くかかわっているんだ。

 

 

 

 

 

 

心からの信用と信頼は
二人の距離はグッと近くさせるんだ。

 

つまり

良好なコミュニケーションを築くには
信用と信頼をいかに早く、いかに深く
築き上げることができるか。

ここにかかっていると言っても過言ではないんだ。

 

この想いが強く「根っこ」にないと、
薄っぺらな表面だけのコミュニケーションに
なり下がってしまうんだよね。

コミュニケーション能力が高い人っていうのは
人との信頼関係を

積極的に作り上げる

ことができる人

ってことなんだよ。

 

じゃ、
良好な信頼関係を作り上げるにはどうしたらいいのか?
ってとこが重要になってくるよね。

 

いい。

人は初対面の人が怖いんだ。
知らないものには恐怖心が宿るんだ。

ここがコミュニケーション能力を高める時の
ポイントだよ。

 

人は初めてのモノや、未知のモノ、
知らないモノは怖いんだ。

これは防衛本能が働くので致し方ないんだよね。

 

だから、初対面の人に対しては、
圧倒的な優位性がない状況下では
怖くてたまらなくなる。

 

最たる例が
就活などの面接だよね。

面接をする側は圧倒的な優位性を持っているから
初対面の人に対しても恐怖心はない。

しかし、

面接される側は恐怖心でたまらなくなる。
それが過度の緊張を生み、あがってしまうんだ。

 

さて、

日常の一般的な出会いでは、
一方が圧倒的な優位性を持つことはないよね。

ってことは、
お互いが恐怖心を少なからず持っているってこと。

 

しかし、
あなたは今までの経験で、
その人物の顔つきや言動、醸し出す雰囲気で、
危害を加えてくるタイプか、融和的なタイプかを
第一印象で判断しているハズだ。

 

そして、
第一印象の9割がたは正しい判断
をしている。

 

そうだよね。
思い当たるフシがあるでしょ。

 

で、
あなたの直感が融和的なタイプと判断したならば、
思い切って一言、声をかけてみるのね。

この時に肝に銘じたいのは、

「信頼関係を作り上げるため」

って心に誓うんだ。

 

攻撃的な態度や、攻撃的な言葉使い、
攻撃的なイントネーションは絶対にしてはならない。

 

恐怖心が強いと防衛本能が働き、
自分の気持ちとは裏腹に攻撃的な印象を与える所作を
してしまいがちになるから、
ここは注意をしてね。

まぁ~るく優しい気持ちで、
笑顔で話しかけるんだよ。

 

 

それができたら、

あとは信頼関係を作っていこうって気持ちで
接し続けるだけでいい。

つまり、
相手の心に、あなたの信頼残高が貯まる
言動をすればいいんだ。

 

信頼残高が貯まる言動って?
思うよね。

 

ここでのキーワードは

「与える」

ってことなんだ。

 

優しい言葉を投げかける。

気の利いた言葉を投げかける。

相手が嬉しくなる言葉を投げかける。

相手が楽しくなる言葉を投げかける。

 

重く言う必要はない。
軽口くらいでちょうどいいんだ。

 

1mmずつでもいいんで、
信頼残高を上げていけばいいんだ。

 

そして、
ある程度心が打ち解けてきた(って感じた)ら

自己開示

をしていけばいい。

 

他人にはちょっと隠しておきたい話や、
恥ずかしい話、失敗した話などをすればいい。

相手からの信頼残高はグッとあがってくる。

なぜかって?

 

相手は心の中で、
「私のことを信頼してくれてるから、
心の中を打ち明けてくれてるんだ」

こんな想いにかられるんだよね。

 

すると、
私のことを信頼してくれるのなら、
私もあなたのことを信頼しよう。って
気持ちになるんだ。

 

 

こうやって信頼残高が貯まってくると、
いつしか相手からも心の本音を話してくる時が来る。

 

相手からも自己開示の話を聞かされたら、
心と心が通じ合い始めたってことになる。

 

 

さぁ、その時に大切なのは

相手の心の感情に寄り添う

ってことなんだよね。

 

特に怒りの感情や、
憤りの感情を出してきた話しの時には、
相手の気持ちを受け止めてあげることが大切。

相手の感情を肯定してあげることだよ。

 

「そうなんだね」

 は魔法の言葉。

 

 

あとは心から頷いてあげよう。

 

相手が感情を吐き出して、
心が落ち着くまでは、決して自分の意見や、
相手を悟すようなアドバイスはしないことね。

 

相手は自分の気持ちを受け止めて欲しいだけなんだ。
気持ちを理解して欲しいだけなんだ。
あなたからの意見なんて聞きたくないんだ。

グッとこらえて唇を真一文字にすることだよ。

これができたら、
あなたのコミュニケーション能力は
「人たらし」の領域に入ってくる。

まぁ、なかなかできるもんじゃないけどね。

 

 

あとはこれの繰り返しね。

そして量稽古だ。
たくさんの人に向けて稽古を続ければ、
あなたのコミュニケーション能力は
磨きに磨かれることになる。

 

いい。
人の心を惹きつける人柄ってのが
コミュニケーション能力の高い人。

 

すなわち、
コミュニケーションの達人なんだよ。

 

 

 

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