危ない性格はトップに立ちやすいのか?

【危険人物の性格】

今年に入ってスポーツ界の不祥事がすっごいことになってる。
あなたも憤りを感じていることと思う。

1月にあったのが
日本レスリング協会の栄強化本部長による
パワハラ問題だったよね。

5月に起こったのが
日大アメフト部内田監督、井上コーチによる
危険タックル教唆扇動事件

 

そして、
7月に勃発したのが
日本ボクシング連盟山根会長に対する告発

 

 

3つの大きな事件は
責任者或いは組織のトップと呼ばれる人間が
引き起こしている不祥事だ。

 

どれもが権力を使ったパワハラ。

 

 

スポーツは精神鍛錬の場でもあるハズなのに、
これら責任者は精神異常をきたしているようにも思える。

 

実はこれってどこにでも在り得る話しなんだよ。

 

「マキャベリアン」「サイコパス」「ナルシシスト」
この3つの言葉を聞いたことがある?

心理学ではDark Triad(暗黒の三元素)と呼ばれるんだ。

 

 

 

マキャベリアン

人との関係性より権力や金を優先し、
目的のためなら他人を踏み台にする性格

 

サイコパス

良心が欠如し、他者に冷淡で共感力がない。
後悔や罪悪感が無く、自尊心が強く自己中心的な性格

 

ナルシシスト

自分の価値を過大評価し、成果や技量を誇張する。
自分の優位性を信じ、ひけらかすといった性格

 

 

 

どうだろう?

あなたの身近にもこんな性格の人物はいませんか?

 

で、困ったことに

これらの性格を持った人って犯罪に走りやすいんだけど、
日常に溶け込んでいる人がほとんどなんだよね。

犯罪までには至らないが、
一歩手前までを平気でしてしまう人たち。

実は、
程度の差を考慮しなければ、
100人に1人の割合で日常に紛れているんだ。

ってことは、
あなたの知り合いにも必ず潜んでいる。

 

そして、困ったことに
これらの性格の持ち主は、犯罪寸前のことさえ
自分の行動の正当性を頑なに信じているんだ。

つまり、
他人から見れば凶悪で酷い仕打ちをしていようと、
本人はまったく自覚していない。

悪いことをしているとは思ってないってことね。

 

さらに、困ったことにこれらの性格は、

企業ではリーダーの資質として、
捉えられてしまうといったことがままあるんだ。

 

つまり、
マキャベリアン、サイコパス、ナルシシストの
性格を持った人たちは、

冷淡で、権力や金は人間関係よりも価値が高いと考え
自信家であるが故にカリスマ的要素を持ち合わせ、
人を魅了する力を備えている。

競争心が強く、人に脅しや恐怖を与えることもいとわず、
目的のためには手段を選ばない。

信念を貫くタイプと言えば聞こえはいいが、
自分の考え方以外は一切認めない。

 

ある意味完全に偏ったこの性格は
組織の中で成功を収める人もかなりいるんだ。

 

 

売上至上主義を貫く企業や、
御恩と奉公の関係を前面に押し出す企業。

 

ブラックと噂される企業や、その部署の責任者は
かなりの確率でDark Triadの素養を持ってる。

 

 

企業などの組織では、このことを踏まえ
人事考課を考えないと、
ヤバい人間をトップに立たせてしまうことがある。

 

ついには、
世間を騒がせる不祥事に発展する。

 

 

 

その最たる例が

日本レスリング協会であり、

日大アメフト部あり、

日本ボクシング連盟なのではないだろうか?

 

 

この記事を読んだあなたには、
あなたの組織が間違った人選をしなければと

 

願います。

 

 

 

 

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